ダメな母親だった私を、まだ赦していなかった
正直に言えば、私は毒親でした。
けれど「心のしくみ」を学んで、親としてもう一度やり直すことができました。
子どもとの関係も、夫との関係も、良くなりました。
あんなにイライラしていたのが嘘みたいに、
毎日、幸せや喜びを感じられるようになりました。
それは、自分の思考のクセに気づき、
自分の心を見つめ、
自分の価値観や思い込みを手放し、
自分の傷を癒してきたからです。
そして、
「ああ、変わることができて良かった…」
そう思っていました。
でも、だからといって
完璧な人間になれたわけではありません。
日々の中で、
「ああ、私にはまだこんな価値観があったんだ」
「ああ、私にはまだこんな傷があったんだ」
と気づくことがあります。
私は、変わりきったのではなく、
気づき続けているのだと感じています。
そして今回。
私はまだ、
過去の自分を赦していなかったのだと
気づく出来事がありました。
私は3人の子どもを育てる中で、
たくさんのやらかしをしてきました。
あの頃の私は、
「子どもを幸せにしたい」という気持ちで必死でした。
でも同時に、未熟でした。
子どもを怒鳴ってしまったし、
「あなたのため」と言いながら自分の不安をぶつけていたし、
自分の価値観を押しつけていたし、
子どもをコントロールしようとしていました。
心のしくみを学び、
過去の過ちを反省し、
私の子育ては変わりました。
子どもたちとの関係も、夫との関係も、
笑い合って、安心して、
言いたいことを正直に言える関係になりました。
だから私は、
「もう大丈夫」
そう思っていました。
過去のことは、ちゃんと向き合った。
反省もした。
学びもした。
変わる努力もしてきた。
だから、
もう終わったことだと思っていました。
でも、違った。
私は無意識のうちに、
「ひどい母親だった自分」を
心の中で裁き続けていたのです。
母として失格だった。
子どもを傷つけた。
今、関係がよくなったからといって、
過去のできごとが消えるわけじゃない。
そう思っていたようです。
そして私は、無意識のうちに
「こんな自分を赦しちゃいけない」
と思っていたことに気づきました。
子どもとの関係が良くなっていたから、
私はもう大丈夫だと思い込んでいました。
でも実は、
心の奥で、
ずっと自分を罰し続けていたのです。
そのことに気づいたのは、
私が心のしくみを学んだ
心理メソッド「ポジショニング」の勉強会での出来事でした。
次回、勉強会で何があったのかを書いてみようと思います。